SFTP を使用してのアップロードは、データがまだクラウド上にない場合に便利です。 例えば、社外のカメラマンなど、メディアマネージャーのアカウントを持たない人にアップロードを依頼する時など、コンテンツを直接ライブラリーにアップロードしてもらうことができます。
SFTPは、ライブラリーレベルでの設定とアップロードに対応し、特定のライブラリーとセクションと紐づきます。 もしSFTPを使用し異なるセクションやコレクションにコンテンツをアップロードしたい場合には、それぞれのSFTPアカウントを作成するか、または全てのコンテンツがアップロードされた後にそれぞれのセクションやコレクションに移動させる方法もあります。
SFTP セットアップ
アカウントで FTPの使用 が有効になっていない場合は、Getty Images のアカウントマネージャーまたは アカウント管理チームにお問い合わせください。
メディアマネージャーのパッケージによっては、SFTP がサポートされていません。ご不明な場合には、担当のアカウントマネージャーにお問い合わせください。
新しい AFTPアカウント(IDとパスワード)をセットアップするには、次の手順で設定します。
1. [一括管理] から[SFTPアカウント]に移動すると、使用可能なオプションとして 既に設定済みのSFTPアカウントが一覧で表示されます。
2. [新しいSFTPアカウントを作成する] を選択し、新しい接続を作成します。
3. ユーザー名とパスワードを入力します。 コンテンツをインポートするセクションとコレクションを選択します。 全ての情報を入力したら、[ SFTPアカウントを作成する] を選択します。 SFTPの接続用のパスワードは、誰にも見ることが出来ませんので、必ず記録しておいてください。
4. アカウント作成が完了したら、選択した FTP クライアントから新しい接続を作成できるようになります。 以下は、Cyber Duckによる構成の例です。 サーバー URL は sftp://files.transfer.brandfolder.com/ になります。
SFTPの注意点:
- HDD全体をFTP経由でメディアマネージャーに直接コピーするのではなく、コンテンツを個別に選択してアップロードすることをお勧めします。
- 現在、システムは 40 GB を超えるファイルを取り込めません。
- このサービスは、SFTP プロトコルのみをサポートします。標準のFTPは安全性が高くないためです。
- システムは、SFTPサーバに保存されたファイルを定期的に削除します。そのため、メディアマネージャーにファイルがアップロードされた後、ファイルは長い時間は保持されません。