メディアマネージャーは、直感的で使いやすい設計で、ユーザー向けのトレーニングはほとんど必要ありません。 以下に、ユーザーインターフェースのハイライトをいくつか紹介します。
フォルダーのない仕組み
フォルダーで管理することなく素材が一望できます。メディアマネージャーは、視覚的・直感的なインターフェースと洗練された体系によって、先進的でフラットな管理構造を提供します。
- セクション は、各アセットが属するカテゴリーで、幅広い組織のメカニズムに対応するカテゴリー、タイプ、または目的によってアセットを区分するために設定するもので、自由にカスタマイズすることができます。
- ピン は、セクションの下に表示される「保存された検索」です。 ピンをクリックすると、保存された検索クエリに一致するアセットのみが表示されます。
- ラベル は、フォルダーに代わるもので、アセットを見つけやすくするため、カテゴリーの中で階層化することができます。 ラベルは、管理者によって設定され、垂直構造の下に階層があります。
- コレクション は、ライブラリー内にある特定のアセットをまとめたページで。 特定のコレクションを特定のユーザーと共有したり、逆に特定のユーザーに対して非表示にしたりすることができます。 コレクションは、非公開(プライベート)または公開という選択が可能です。
サムネイルビュー
- 初期設定では、アセットはサムネイルが並んだ形で表示されるサムネイルビューになっています。
- サムネイルには、 アセットのプレビュー、 アセット名、 ファイル形式が表示されます。 複数のファイルが含まれている場合はその数が表示され、選択ボックス が表示されます。
- サムネイル右上の…にカーソルを持っていくと、編集ボタンとダウンロードボタンが表示され、スピーディーに編集やダウンロードができます。
リストビュー
リストビューは、小さいサイズのプレビュー、アセット名、タグ、ファイル形式などの重要なアセット情報を一目で確認できるようにした表示形式のことです。 「表示オプション」をクリックし、画面右側のボタンをクリックすると、リストビューに切り替わります。
アセットの並べ替え
メディアマネージャーに追加されたアセットは、デフォルトではアップロード順に並びます。 表示形式を切り替えて、次の方法でアセットを並べ替えることができます。
- アセット名順(Name) - アセット名のアルファベット順の並び替え
- 更新順(Updated) - 最近更新した順に並び替え
- アップロード順(Created) -アセットがシステムにアップロードされた日付順の並び替え
- 作成日順 - ファイルが作成された順に並び替え
- 人気順 -人気度は、閲覧、ダウンロード、共有など、各アセットに関連付けられたイベントを組み合わせて出したものです。 人気順に並び替えを行うと、データに基づいた新しいインサイトを見つけることができます。
スティッキー・セクションとページ割り
- ライブラリーをスクロールすると、現在表示可能なセクションとページ(該当する場合)がウィンドウの上部に表示されます(下図青枠)。
- 各セクション内でのアセットの数が32を超えると、自動的に新しいページが作成されます。
- ページ分割によって、ライブラリーの読み込み時間を短縮し、簡単なインターフェースで迅速なアセット配信を実現します。
- 1ページに表示するアセット数は、32、75、150、300、1000の中から選択できます。
一括管理ツールバー
一括管理は、アセット管理を効率的にすすめるために不可欠です。メディアマネージャーでは、次のアクションを一括で行うことが可能です。
- ダウンロード -アセットのサイズ変更、変換、一括ダウンロードが可能です。
- 共有 - 任意の数のアセットを単一の共有リンクで共有します。 共有リンクは、管理者が閲覧、編集、削除することができます。
- コレクションに追加 - ライブラリーから任意の数のアセットを1つ、複数またはすべてのコレクションに追加します。
- マージ(統合) - 選択した、または重複したアセットを単一のアセットコンテナに結合します。
- タグ-一度に複数のアセットにタグをつけ、共通のタグがつけられたアセット群を一括にタグで管理します。
- 削除-ライブラリーから任意の数のアセットを削除します。 管理者は、/recover ページにアクセスすることで、最近削除されたファイルを復元できます。
- 移動 -アセットをライブラリー内の他のセクションに移動したり、組織内でアクセスできる他のライブラリーに移動することができます。
- 提供開始日・終了日の設定 - 公開日時、有効期限、およびタイムゾーンを適用して、アセットのエンドユーザーへの提供状態を設定します。
- アセットの承認 -承認者権限を持つ管理者は、保留中のアセットをいくつでも一括承認できます。